マスタリングTCP/IPを読んだ

マスタリングTCP/IP 入門編 第5版を読みました。

言わずと知れたバイブル的な存在ですよね。この本を読むのは、3年ほど前IT業界で働き始めたばかりの頃に読んで挫折して以来です。

僕はアプリケーション層のエンジニアですが、3年も経つと通信の仕組みやネットワークについて表面的にですが動きがわかってくるもので、挫折した3年前とは違い楽しく読めたのがうれしかったですね。現在は2019年出版の第6版が出ているようで、改訂部分が気になるところです。

忘備録的に、各章の概要だけ簡単にまとめてみます。

第1章 ネットワーク基礎知識

コンピュータネットワークやインターネットが登場するに至った歴史的な背景や、通信を実現するためのOSI参照モデルの概要が書かれている。また、通信方式の種類(コネクション型とコネクションレス型)、アドレス(IPアドレス/MACアドレス)の必要性などの基本的な考え方も説明されている。

第2章 TCP/IP基礎知識

前章で説明されたOSI参照モデルと比較しながら、事実上のその実装であるTCP/IPモデルの概要を解説。

第3章 データリンク

OSI参照モデルの2層目であるデータリンク層の役割と、実際の挙動を解説している。データリンク層のプロトコルであるイーサネット・ATM・POSなどの仕様解説もある。

第4章 IPプロトコル

OSI参照モデルの3層目であるネットワーク層を構成するIP, ICMPなどの仕様、またIPアドレスやパケットの分割/再構築の仕組みについて詳細に解説している。

第5章 IPに関する技術

前章の内容をさらに広げ、DNS・DHCP・NATなど外部と通信するために必要な技術・プロトコルの仕様について解説している。

第6章 TCPとUDP

コネクションレス型であるUDP、コネクション型であるTCPについて、実際どのようにしてコネクションレス/コネクションを実現しているのかをパケット一つ一つの動きに着目して解説している。

第7章 ルーティングプロトコル(経路制御プロトコル)

ルーターが特定のIPアドレスにパケットを正しく届けるための仕組み(ルーティング)を解説している。Webディベロッパーの自分には詳細すぎる内容だったかもしれないと思いました。

第8章 アプリケーションプロトコル

OSI参照モデルの最上層であるアプリケーション層でのプロトコル各種(TELNET, SSH, FTP, MIME, SMTP, POPなど)の仕様やWWWについて解説されている。

第9章 セキュリティ

最後はセキュリティについて。ファイアウォールやVPN、それらで用いられる認証・暗号技術について解説されている。

ネットワーク ・インターネットの仕組みの全体像が掴めて、かつ各プロトコルの具体的な挙動も理解できて面白いので、いうまでもないですがおすすめです。

是非手に取ってみてください〜。

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